宮内庁御用職人謹製革鞄、『匠の革トランク』の紹介とオリジナルトランクを別注でお仕立てするサイトです。


![]() |
||
![]() |
ノートパソコン対応ビジネスアタッシュケース パソコン用に限らずビジネスバッグ売り場は新素材のケースが花盛りですね。クッション入りナイロンバッグは、軽さと沢山のポケットで機能性を追求してます。衝撃吸収にはアルミ等のハードケース、高密度ウレタンや最近ではエアークッション入り等も登場してますます賑やかです。 そんな中、今回紹介するケースは桐枠に革を捲いたアナログトランクです。ただし、その辺りのアタッシュケースとは違います。 国内随一の鞄生産を誇り、奈良時代から脈々と続く 伝統に裏打ちされ、天皇陛下の旅行用トランクも手掛ける豊 岡の職人によって作られた逸品トランクです。 ヌメ革一枚捲きPC対応のアタッシュケースの詳細をじっくり御覧下さい。 |
|
素材と外観 今回の製品はヌメ革です。それも表から裏までを一枚で捲いた贅沢な作りです。(写真03参照)ヌメ革は革自体のシミや傷がはっきりと表面へ出てきます。育つ過程において付いた虫刺されや怪我の跡、焼き印等を避けてパーツ取りをします。そのために大きなパーツを取れる原皮は限られてきますし、ロスも多く出ます。そのため厳選を重ねて選ばれた素材を使うため、先ず素材の手配でかなりの時間を要します。 外観は素材の良さを引き立たせるため、オーソドックスな飾り気のないデザインです。シンプルに仕上げるために蓋は落とし込み型でサイドに継ぎ目が出ない様な作りにして、鍵もドイツ製のプッシュ式の物を採用しています。(写真01,02) |
|||||||
製作工程 トランク作りは先ず型枠作りから始まります。軽さと精度を求めるため桐で枠を作ります。よく乾燥させた桐板を組んでベースとなる型を作成します。胴の表裏面は強度が必要なら合板を使用し軽さが必要なら桐板と目的に合わせた材料を使用します。 型が出来たらこれに革を貼っていきます。特に難しいのはこの工程で、革の向きや微妙な厚み、部位で縮む方向や癖が変ってくるので、素材をよく観て貼っていきます。また、蓋の合わせ部分は皺や、閉めた状態での隙間が出来ない様に細心の注意を払いながら作業は進められます。 ここでは革張りのトランクで説明していますが、布・合皮・ナイロン・アルミ等、使用する条件やデザインに合わせ色々な素材が使われます。現金輸送車のジュラルミンケース、プリント生地を張った帽子ケース、アルミや合皮のコスメティックケース、プレハブ小屋程の中にクーラーまで付いた大型ケースから選挙の投票箱まで、箱型の運搬用ケースなら何でも作れます。各々の素材に合わせ、各々の技術があるのです。 |
|||||||
|
内装は、蓋の内側にフルサイズのポケット1つとハーフサイズが2つあり、シンプルですが書類・CD等の収納に便利です(写真04)。 ヌメ革は日焼けします。室内の明かりでも結構焼けてきますので、数年も経てば良い色に仕上がりはじめるでしょう。 |
|
||||||
このページはリンクフリーですが無断転載は禁じます Copyright (C) 2006 Makoto Kadota All rights reserved. |
|||||||