宮内庁御用職人謹製革鞄、『匠の革トランク』HAMANO様別注オーダー

ごくシンプルに

キャリー取付帯とショルダーストラップ

ある会報誌に掲載した広告をご覧になり、元町のサロンにおいで下さりました。

ご希望は旅行用のトランクということで、中型トランクなどをご覧になり、
蛇腹式のコチラのモデルで仕様致しました。

上の写真:本体は白ヌメ革!贅沢です。フタ部分は蛇腹式になっていて、
中身の量で融通が利きます。

左上の写真:内部はごくシンプルに、フタ内側のポケットはジッパー式。
本体内部は左右にゴム口のポケットと荷物押えベルトがつきます。

左下の写真:本体外部ベルトにはキャリー取付け用の革帯がつきます。
革帯はフラップふたつきのポケットになっています。

ショルダーストラップはギボシで取外し可能です。

革ネームタグ

本体に縫い込んだ革タグとネームタグには焼印が捺されています。
焼印のでザインは、HAMANO様の名刺にあった「息子が幼稚園で描いて
くれた」似顔絵。

30年、50年経って、息子さんが大きくなったときには、このトランク
いっぱいに思い出が詰まっていることでしょう。
楽しみですね。

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先日泊まりで出かける用事があり、荷物はさほどなかったのですが、
スカスカのトランク持って出かけました。

もう小さな傷はいくつかつきましたし、フタを開け閉めするときに
横に倒すとキャリーを取り付ける皮部分が下になってポケットがあ
る分汚れやすい上にトランク自体が不安定になります。
キャリーを使わないときは外しておいた方がよいのかもしれません。
色のやけ方もそこだけ違ってくるでしょうし。

キャリーは付けてみただけで持ち歩いてはいませんが、それでも少し
跡がつきました。でも、それはこれから使っていく上でいい味出して
くれると思って全然気になりません。

大事にしながら存分に使い倒すことがトランクも喜んでくれると思って
いますので、小さな傷は気にせずこれからもどんどん付けていこうと
思っています。

ただ、あまりひどい傷になっても困りますので、ご助言のように継ぎ目
の部分に対する対処を考えてみます。

ありがとうございました。
これからも何かとご助言のほどよろしくお願いいたします。

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ありがとうございます。末永く宜敷くお願いします。
また日焼けしたトランクを見せて下さい。(かどた)