匠の『三世代固鞄』カタログ 2009 Vol.6
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1歴史兵庫県北部、円山川が日本海へそそぎ コウノトリが舞う豊岡地方。この地には 奈良時代から続き江戸時代にかけて発展した 杞柳産業を基盤に、柳行李〜ファイバー鞄と、時代とともに鞄産業が発展していき、昭和10年頃には当地の主産業となりました。 大戦後は、牛皮、塩化ビニール、合成皮革と、新しい技術とともに素材、製造機械ともに進化し、鞄のみならず各種容器、輸送容器など、経済の高度成長を支える重要な役割を担いました。 現代においても国内を代表する鞄生産地として、素材開発、デザイン開発、異業種との交流による新製品開発など、その進化はとどまるところがありません。 豊岡駅JRと北近畿タンゴ鉄道の玄関口。大阪から特急で2時間半。のどかな田園風景に到着です豊岡市役所市域の約8割を森林が占め、山陰海岸、神鍋のスキー場、城崎温泉を擁し、コウノトリが舞う風光明媚な街です。人口約9万人神鍋高原の社秋祭りの飾り。昔からの風習が残った日本人の心の情景です。冬はスキー客、夏は避暑客で賑わいます。

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