SHIBANO様別注ミニマムトランク

外装:牛ヌメ革
内装:人工スウェード(ボンセーヌ)
本体サイズ:340mm×240mm×50mm(有効内寸)

お仕立て別注の依頼を考えております。
使用使途>ビジネス
サイズ(おおよそ)>内側240mm×340mm×40mm
          外側270mm×370mm×60mm
デザイン>(画像はご連絡を頂けましたら、メールにて添付、返信させて頂き
      たいと存じます)
値段>革の種類別のお値段について、目安をご教示頂けますでしょうか。

別注を検討した経緯を記載させて頂きます。
以前、お店で購入しました革鞄(画像を後日送信させて頂きます)について、購入後、内側ポケットが障害になって鞄に書類があまり入れられないことが判明、同様の型で、一回り大きいものを探しましたが見つかりませんでしたので、今回別注を検討することとなりました。

以上のお問い合わせをいただき、デザインさせていただくこととなりました。

後日、画像をお送りいただきましたが、全く同じ作りでは手縫いで非常に価格が高くなるか、また見た目だけ同じにすると耐久性が弱くなるデザインでした。
このためシンプルでとのご希望でしたので、写真のように両サイドから革が巻き込むデザインにしました。

内部は、「ポケットは基本ポケットで、携帯を入れるためポケットは左寄せ」とのご希望。革タグとポケットの右端を揃え、ポケットの上部にはペン挿し2本分がついています。また、内装生地はご自身で探されたモスグリーンのもので、人口スウェードのような起毛生地で豪華です。
また、フタを留めるストッパーは底部分の蝶番で代用し、強度を補うため3つ付けてあります。

本体サイズ:340mm×240mm×50mm(有効内寸)

お仕事ご活躍ください!

HIROSAWA様別注 小型クラシック革トランク

外装:牛ヌメ革
本体サイズ:380mm-225mm-100mm(ボディー外寸)

2008年より、「出来るだけ多くの方にサンプルをご覧頂けるように」との思いから、代理店によるトランクの紹介を始めました。その代理店でサンプルをご覧頂きお仕立てをした最初のお客様です。

今回、ご自宅から近い京都muniにてサンプル紹介と商品説明をさせていただき、ご覧のような小型のクラシックトランクを作らせていただきました。

「仕事で書類などを入れられ、アタッシェケースのように堅くないトランク」をご希望でしたので、中型クラシックトランクをデザインベースにしてデザインしました。

内部はゴム口のポケットのみで、外部は茶色の革に紫のステッチ。ショルダーをご希望でしたので、両サイドにショルダー用の金具を付けてあります。
金具は、ショルダーベルトを外した時に隠れるようにカバー付です。

このタイプは内部がボール芯という柔軟なベースを使用していますので、出張などへ行かれて少々荷物が多くなっても、本体がたわんでフタの鍵が締まります。

本体サイズ:380mm-225mm-100mm(ボディー外寸)

お仕事、プライベートに活躍出来ますように!

ステッチは紫の糸で

YOSHINO様別注タワー型アタッシェケース

外 装:牛ヌメ革
重 量:1.85kg
サイズ:440W-340H-(70~100)D 外寸基準

気に入って長いこと使っていたドイツ製トランク。擦れて革もボロボロになり把手もいつ壊れるかわからない。同じものを探したがもう輸入元にもない。
とても使い勝手が良く取引先にも評判がいいので、同じものを作って欲しい。
ふたの内側のポケットも使い勝手がいいので、ほぼそのまま作って欲しい。


以上のご依頼で、横浜からお越しいただきました。
横から見るとAの型、つまり底が広がった変形です。
その上、前面背面の部分は中身が増えた時に膨らむ、つまり堅い板が入っていないのです。
早速に職人さんと打合せをして、強度を確保しながら柔軟性を持った仕様が完成しました。
下に製作途中の画像を掲載してあります。
フタ部分の内装前の内側の画像です。

上のフタ内部は、もう一つ上にある横から写したものの右半分。薄い方のパーツを内側から写したものです。額部分は桐枠で外側に張られた革の内部には柔軟性のある補強材が貼られています。額には中央がくりぬかれた板がはられており本体の強度を高めます。

この状態から外装を仕上げ、金具付け~内装と進み約2週間で完成しました。
完成したものはとてもエレガントで、そのうえ非常に軽い!1.85kg。

本体サイズ:440W-340H-(70~100)D 外寸基準

この鞄が完成まで、先代の鞄が持ちこたえるか?とギリギリの感じでしたが、なんとか無事に引き継ぎ出来たと思います。
先代の鞄のように活躍することを期待しております!

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2012年6月 修理日記

「3年前に鞄を作ってもらったのですが、鍵のバネが飛んでしまい、近所の鞄修理に出したら、同じサイズの鍵が入手出来なくて口がきちんと締まらなくなってしまった」ということで、修理のご依頼がありました。
 匠乃トランクではアタッシュケースにamiet Z-6610という鍵を使っていますが、実はこれが生産中止になってしまい、現在は工場で千個単位で別注で作ってもらっているのでした。
 サイズの合わない鍵(パチンと跳ね上がる部分)を付けると鞄の口が閉まらなくなるのは当然です。早速に送り返して頂き、追加でフタ内側のポケットに留めホックの取付けのご依頼もありお作りしました。この鞄は、底からトップにかけてタワー状に細くなっているため、テーブルなどに置いて蓋を開くと、ポケットの中身が鞄の中にこぼれ落ちることがある、ということで、ポケット留め設置です。
では、作業内容をご覧下さい。

通常、ポケットを留めるペロは、ポケット本体の裏から出てくるうな感じで、ポケットと一緒に縫い込むのですが、この鞄は上にもあるように木枠をくり抜いているため強度の心配がありました。このため、ポケットを留めるペロは、蓋の左右の木枠に取付けてあります。
こちらは取替えた鍵(上から下がっている部分のみ)
ついでに把手の革の割れている部分を修理(これはサービス)

完成。使い込まれていい風合いになっております。

匠乃トランクで作られた物は、仕様書も残っており内部の構造も分るので、
一つ一つの鞄に合わせて最適な方法で修理や仕様変更が出来ます。
後付けてショルダーベルトを付けたり、ポケットをやり直したりも可能です。

これからますます活躍すること、楽しみにしています。