縦長ショルダータイプの牛ヌメ革パイロットケース

パイロットバッグ
ショルダータイプ縦長パイロットバッグ表面

「斜め掛けショルダータイプのパイロットケースを作りたい」
これまで2本のアタッシュケースを作られた方から追加のご依頼をいただきました。

「体に添うように」というご希望は、残念ながら構造上難しかったのですが、斜め掛けで上面開放の縦長パイロットケースが完成しました。

皮 革:牛ヌメ革ヴォーノアニリン No-4ブラウン
サイズ:W310-T360-D約120
内 装 : 麻混紡 ホワイト色(晒し白)
型 枠 : 桐(一部プライウッド)
把 手:6型(A-3)
錠 前 : OCS 横引き(金サテー), 底 鋲:真鍮,  角革:下部四角角革
付 属:ショルダーストラップ
内部仕様:PC用25mmマチポケット、カードポケット、ペン刺し革製2本分

縦長パイロットケース内装

前面は上端から84mm下がったところまで開きます。蓋裏にペン2本分のペン挿し、
内部はPC用ポケットとカードポケットがつきます。

外観は「出来るだけシンプルに」というご希望で裾角の八方角革も小さ目に。
下の画像はボディー側です。

縦長パイロットケース背面

こだわりのパイロットケース Shin-model

パイロットケース内部

サイトをご覧いただきメールをくださいました。

「(前略)早速ですが、御社サイトを拝見し現在パイロットケースの注文を検討しているところです。つきましては、以下のようなものが製作可能かどうか、及び概算のお見積りを戴けないものかとお伺いする次第です。

①大きさ:幅45×高さ33×マチ15cm  内寸:43.5×32×13.5cm程度
②色:ブラウン(バーガンディ、ワイン、チョコ系)
③耐久性を重視したいです:
 -a.現在使用中(安物)のものの外皮が剥離している為、そうならぬよう破れにくいもの。できれば、硬質な印象を与える外観。
 -b.現在使用中のものの内張りが摩耗劣化により剥離しており、その細かく黒い粉が収納物を汚します。そうならぬような素材の選択を(いっそ板材剥き出しで?)

これまでは3~4年スパンで安物を買い替えており、それはそれでよいと思っていましたが、普通の市販品では好みの色目のものがもう入手困難ですので、これを機に長く使えるものを購入したいと考えるに至りました。」

2024年11月末に最初のメールをいただき素材の検討、デザインの検討、細かい仕様の検討などで仕様決定してご注文いただいたのが12月末でした。
生産に入ってからもデザインの微調整や把手パーツの変更(メーカーが生産中止の型番だったため)などあり、完成が4月20日でした。

 末長くご愛顧ください。

ショルダーベルト取り付け用の金具があります

Shin-model パイロットケース
外装仕様
 サイズ:外寸(内寸)
  外寸基準450-330-160mm(把手・底鋲などパーツ含まず)
 木枠ヌメ革捲き(ヴォーノアニリン 14ワイン色)
 上部開口
 amiet ダイヤル錠(金具金色)
 把手:金芯B(変更)
 底部角補強革
 底鋲(4〜5方)
 ショルダーベルト(皮革+アクリルテープ)
内装仕様
   エクセーヌ w-30(濃緑)
A面内部二重ポケット
   幅いっぱいのポケットをつけ、さらにその中に
   ジッパーポケット(横180mm、縦130mm、マチ30mm)
傘収納袋(外側内装同生地)を蓋裏側へベルト留め、
     傘サイズ径70mm-長380mm、
     内部防水生地、開口部分ベルクロ
ネーム焼印不要

弁護士の仕事鞄〜その三(グラッドストンバッグ)

グラッドストンバッグ開口状態
グラッドストンバッグ

【グラッドストンバッグ】
イギリスの政治家ウィリアム・グラッドストンの名前を冠した鞄で、彼が愛用していたことから広まりました。特徴的なのは、大きく開く開口部と、内部のものが一目で確認できる視認性の高さです。

これまでに2本の棒屋根鞄、一本目はゴルフ用40cm金具、次は書類用に30cmの金具でお作りし、今回は金具30cm(2020年完成と同じ金具)で上面を陸屋根にちかく(できるだけ山が低く)して、底角4ヶ所の角革をなくしたすっきりとしたデザインのご依頼でした。

匠乃固鞄『30cm口金革陸屋根鞄』Mihori3-model
素 材:牛ヌメ革:ヴォーノアニリン No-14ブラウン
内 装:綿ツイルN0-13エッグムーン   
仕様1:外寸W375-T(235+α)-D(235+α)mm(若干前後します)
仕様2:内部にファスナー開閉のポケット
仕様3:オリジナル焼印押し革タグ 

グラッドストンバッグ開口状態
グラッドストンバッグ内部

2025年7月2日 納品

2本目のタワー型アタッシュケース

tower type top

2009年にお手持ちのドイツ製タワー型アタッシュケースが壊れたため同型での製作依頼がありお作りしました。その時にお作りしたものがこちら

YOSHINO様別注タワー型アタッシェケース~2009model

2018年、同型で中仕切り板追加と底四角に八方角革追加、蓋内側のポケットに少々変更を加え新規作成いたしました。

仕様について
・内材:桐枠中央抜き(額のみ) 
・形状 仕様図通り:底部角革当て追加
・豊岡ブラウンヌメ革巻/真鍮金具
・外寸は440W-340H-(70〜100)D(下部幅広)
・内装:薄茶系、膨らみに対応する素材、
    クッション無:前回と同素材
・Amietダイヤル鍵( Z-6610)
・把手 金芯中-B
・ストッパー 画像参照
・底部金具 蝶番・底鋲
内部の仕様:
 1大ポケット+カード挿し+レターポケット仕様
 別紙内部仕様書参照
ネーム
・内側にヌメ革/焼き印にてタグ付け(焼印名入れ)
付属:ホック着脱式中仕切り板追加

tower type
tower type内装

蓋と本体は中央部分の板がくり抜かれており、鞄の厚みを超える物でも
収納が可能です。

二代目のビジネスアタッシュケース

takeda-2ndmodel外観

T.T.様別注2018トランク仕様
TYPE-B amiet錠別注モデル
サイズ:絶対内寸基準 W400-T300-D90mm
本体皮革:牛ヌメ革素揚げ生成色 1.5mm厚
縫い糸:皮革部分は106番ベージュ色/内装は生地に合わせる
内装生地:コットンツイルーCol-72 テラコッタ
使用金具:真鍮または金色
amiet錠、蝶番(3連)、底鋲
把手:写真参照
ベルト:30mm幅綿テープベルト(生成り色)/革タイプベルト留め
内装仕様: オリジナル焼印タグ
フタ内部ポケット(図参照)
内装共生地大ポケット 370-210-40 上部開口
ポケット前面にジッパー口ポケット
フタストッパーは内部は無し、底蝶番を使用

takeda-2ndmodel内装

2005年7月に一代目のアタッシュケースを承りました。
その時の最初の問合せがこちら

お問い合せ内容	別注トランク
内容	米国コーチ社製のアタッシェケースを15年ほど使ってきたのですが、壊れかけており、修理不能を言われてしまいました。それから代替品を捜し求めていた最中に、こちらのウェブサイトを発見いたしました。
通勤用に使うものですが、大体どれぐらいの予算で製作していただけるのでしょうか?内寸で45cmx35cm、厚さ10cmぐらいのものを考えています。
御連絡は、メールにてお願いします。

同年の11月にはお届けしてお使いいただいておりました。
2018年に「『匠乃固鞄』の商標登録完了しました」のご案内で二代目の鞄のご依頼をいただきました。

「商標登録おめでとうございます。
以前作っていただいたものより小振りのものを考えています。具体的には、内寸で幅40cm、奥行30cm、厚み9cmです。蓋裏のポケットはシンプルで結構です。マチ付き書類入れ一つにファスナー付きポケットという感じで良いと思います。ペン差しなどは要りません。

皮は、カタログを見るたびにドキドキする無染色のヌメ革を考えています。内装は渋めのオレンジが良いです。

形は、TypeーAかBか迷っていますが、シンプルなAに心が惹かれています。あと、少しでも軽くなると嬉しいです。

こんな感じですが、ざっくり幾らぐらいになりますでしょうか。納期は遅くても構いません。

もう一つ教えていただきたいのが、カタログに載っている皮手箱です。家内に一つ買おうかと考えています。

最近は仕事で月に一度、一週間ぐらい大阪に出張しています。ショールームはどの辺りにあるのでしょうか?

宜しくお願いします。」

以上のご依頼で完成したのがここで紹介している鞄です。
いつまでのお仕事のお供として活躍できれば嬉しいです。門田